Nonprofit Organization Tokyo Lighthouse | |
どれだけ見えるかより、どうやってみるか | |
相談会 | 見えにくさの相談会43 |
2013年3月2日(土)に本年度第5回目の「見えにくさの相談会」を日本点字図書館で開催しました。 事前の相談予約の方は10名でしたが、当日お二人の方がキャンセルされました。結果、当日の相談は、男性4名、女性4名、合計8名となりました。 年齢は、40代・50代が各1名、60代2名、70代4名となっていて、年齢層がやや高めとなっていました。身体障害者手帳では、未取得の方が1名で、半数以上の方(5名)が1・2級の方でした。疾患別で見ると、ベーチェット病と診断された方が、網膜色素変性症と診断された方と同数の2名いらしたというのが特徴的でした。 相談の内容としては、日常生活に根差した相談が主で、白杖の選び方や使い方、新聞等を読むためのルーペ・拡大読書器の選び方と使い方、日常生活上での注意点や工夫に関することなどがありました。 また、先回の相談会で電話相談を行った方が今回の相談会に参加されました。種々の事情で相談会に直接ご参加いただけない方についても、とりあえず電話などで相談を受けることで、次につながる可能性を感じました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会42 |
2012年12月15日(土)に本年度第4回目の「見えにくさの相談会」を日本点字図書館で開催しました。 相談にいらした方は、男性3名、女性7名、合計10名でした。年齢は、30代2名、50代1名、60代4名、70歳以上が3名で、最高齢は80歳でした。身体障害者手帳では、未取得の方が1名で、半数の5名の方が、1・2級となっていました。 ということで、最近には珍しく”従来型”の相談会の様相を呈していました。 また、今回も肢体不自由を併せ持つ1名の方について電話での相談を行いました。相談の内容にもよりますが、身体状況等によって来所が難しい方については、電話等を利用したリモートでの相談も考えていく必要がありそうに感じました。 相談の内容としては、白杖の選定や使い方、安全な道路横断についてといった歩行に関すること、ルーペ・拡大読書器といったLowVisionAidsに関すること、画面読み上げなど、音声パソコンに関すること、点字やデイジーといった読書環境に関すること、雇用の継続や職場での人間関係に関すること、日常生活上での注意点や工夫に関すること、生活に密着した福祉サービスの相談窓口についてなど、多岐にわたっていました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会41 |
2012年10月20日に日本点字図書館において 第41回「見えにくさの相談会」を開催しました。事前の予約での相談希望の方は、男性3名、女性4名の7名で、30代2名、50代4名、60代1名と、比較的若い人たちでした。そのうち2名の方が、前回、前々回に引き続き相談会には2回目の参加でした。また、身体障害者手帳の所持状況をみると、未取得の方が3名、申請中の方が1名いらっしゃいました。 ご相談の内容としては、視覚補助具に関する相談、視覚障害リハビリテーションに関する相談、視力低下に伴う仕事継続及び日常生活動作についての不安、ロービジョンクリニックについての情報提供など、その内容は多岐にわたっていました。 今回も、身体障害者手帳未取得の状態での各種サービスの利用方法や視覚補助具の利用に関する相談がありました。視覚補助具としては安価な電子ルーペや拡大表示可能な無料のマウス用ユーティリティなどをご紹介しました。 また、公共の施設には見えにくさを補うための機器や設備が用意してあることが多いので、(例えば図書館の大活字本や拡大読書器など)それらの機器を積極的に活用する、という方法についても提案を行ないました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会40 |
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相談会 | 見えにくさの相談会39 |
2012年8月4日に日本点字図書館において 第39回「見えにくさの相談会」を開催しました。事前の予約での相談希望の方は、男女各2名ずつの4名で、30代、40代、50代、70代それぞれ1名ずつでした。この他に、当日急遽、60代の男性が1名相談にお見えになりました。 ご相談の内容としては、視覚補助具に関する相談、視覚障害リハビリテーションに関する相談、視力低下に伴う心理的な不安、ロービジョンクリニックについての情報提供など、その内容は多岐にわたっていました。 特に今回は、白内障手術後の見え方に関する相談が2名の方からあり、身体障害者手帳未取得あるいは障害等級には該当しない状態での各種サービスの利用方法や視覚補助具の利用に関する相談なども多かったように思います。 今後も、身体障害者手帳未取得あるいは障害等級には該当しないものの見えにくさを感じる、というご相談は引き続きあるように思いますので、そういった相談に対応するために、各種の情報の収集は重要になってくると思いました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会38 |
相談を希望した方の平均年齢が、いつもよりかなり若い相談会となりました。生活・仕事など、具体的な相談内容が多く続きました。特に生活する上で得なければならない収入をどのようにして得るのか、というのは重大な問題として相談を受けました。法定雇用率が引き上げられたとはいっても、見えにくいということを理解されずに仕事を続けることの難しさを感じるケースも少なくはないようです。視覚障害のある人を雇う側もそのあたりを理解した上で、雇用するにおいて十分な配慮をしていただけたらなと思います。もし、視覚障害のある人を雇用するにあたり、どのような配慮が必要であるかなど支援方法に困った場合には、ご本人と就労先の担当者が一緒に相談会にいらしてもかまいませんので、ぜひともご相談いただきたいと思います。 |
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ワークショップ | 安全な歩行のために―杖選びの知識を深める― |
参加者数は2名と寂しい人数でしたが、その分だけ体験していただかなければならないことはじっくりと体験していただけたし、質問にも丁寧に答える時間を得られたのではないかと思います。 今回の参加者は、1名が視覚障害のある人、もう1名が大学で建築を学ぶ学生でした。どちらも @Tokyo_LH をフォローして下さっている方でした。嬉しい限りです。twitter も威力あるってことですね。 当事者の方は杖を使うのが上手なのに加え、聴覚情報の活用もよくできている方でした。直杖を紹介したら、その杖の情報伝達性能や軽さに驚き、ワークショップの帰りには日本点字図書館で直杖を買って帰ったそうです。こういう直接的な反応はとても嬉しいものです。 学生は、視覚障害者誘導用ブロックの敷設に興味があるようで、簡単ではありますがどうしてこんなにもいろんな敷設方法が残っているのかということをお話しました。すべてが JIS で決められた敷設方法であると良いのですけど、今はそうではないですからね。すぐに直される見込みもないでしょうし。使いやすい誘導用ブロックの敷設方法にも期待したいです。こういうことに詳しい方を紹介することにしました。 こういうワークショップは頻度を増やしたいですね。楽しいですし。これで今年度予定のイベントはすべて終了です。またのご参加をお待ちしております。今後ともよろしくお願いいたします。 協力 タイムズコーポレーション |
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相談会 | 見えにくさの相談会37 |
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相談会 | 見えにくさの相談会36 |
2012年2月4日に日本点字図書館を会場に、本年度第6回目の「見えにくさの相談会」を行いました。相談会は、10時から16時まで行い、その間2名の相談スタッフが分担して対応しました。 相談ご希望の方は全部で7名でしたが、眼科から紹介されてこの相談会に参加した、という方が1名いらっしゃいました。また、今回の相談会には、身体障害者手帳を取得していない方が3名ほどいらっしゃいました。 相談にあたるスタッフとしても、これまでは、(暗黙のうちに)身体障害者手帳の所持を前提にして、各種の用具類やサービスの紹介をしてきたように思います。しかし、障害者手帳を所持しておらず、見えにくさを感じ続けている人々に対して、どのように相談に応じればいいのかを改めて考えさせられました。 身体障害者手帳を取得していない要因にはいろいろあるとは思いますが、もっと時間をかけた相談及びカウンセリングが必要かも知れないと感じました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会35 |
今年度第4回目になる「見えにくさの相談会」を2011年11月5日(土)に、日本点字図書館で行いました。 相談を予約された方は9名でしたが、そのうち3名の方が当日キャンセルされ、結局6名の方が相談にお見えになりました。女性4名、男性2名で年代別では40歳代が2名、50歳代が1名、60歳代が2名、70歳代が1名でした。 相談内容では、白杖の選定と使い方に関する相談、ルーペや拡大読書器の使い方や選定に関する相談、パソコンの画面表示設定に関する相談、将来の視力低下などについての不安に関する相談など多岐にわたっていました。予約の際の相談内容を参考にして、事前にいろいろと準備を行った方が結局当日キャンセルされたり、直前に開催された「サイトワールド」の影響のためか、相談日の前日や前々日に飛び込みで相談の予約が入るなど、結構あわただしい相談会でした。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会34 |
初の試みでしたが無事に終了しました。今後、東京都盲ろう者支援センターとの共催で相談会を開催するか否かについては検討中です。相談会の継続等、今後の方針について決まりましたらまたご案内させていただきます。
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相談会 | 見えにくさの相談会33 |
拡大読書器についての相談を多く受けた一日でした。相談に来た方はどの拡大読書器を選んで良いのか迷うようです。据え置き型も携帯型もさまざまな機種が販売されているので、そこから1つにしぼることが難しいようです。じっくりと操作をして使用感を比べてから購入できると良いと思いますが、現在販売されているすべての機種を取り揃えてある販売店も数少ないでしょうから難しいかもしれませんね。都内だとアサクラメガネさんが最多の機種を取り揃えていたかと思います。他に多くの機種を一度に試せるところがあれば教えていただきたい。 また、拡大読書器について1つ気がかりな相談がありました。東京都23区内に住んでいる方からの相談でした。その方はご本人含めて同一世帯に2人の視覚障害のある人がいるそうです。相談に来たご本人は区から拡大読書器を給付され使用しています。同一世帯のもう一人の方も学習に必要なために区役所に拡大読書器の申請に行ったのですが、拡大読書器は同一世帯に2台給付することはできないと窓口でいわれたそうです。このようなことってあるのでしょうか?情報がありましたらお寄せいただけると大変助かります。 昨年の杖に関するワークショップ以降、杖の選定や使い方についての助言を求められることが相談会では増えたように思います。本日も複数ありました。
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相談会 | 見えにくさの相談会32 |
2011年7月2日(土)に今年度第2回目の「見えにくさの相談会」を日本点字図書館で行いました。相談ご希望の方は全部で6名で、年齢的には、40代、60代がそれぞれ1名ずつ、70代が4名でした。また、疾患別では、網膜色素変性が2名、緑内障が3名、加齢性黄斑変性が1名でした。 ご相談の内容として一番多かったのは、ロービジョン用の補助具関連で、ルーペや拡大読書器が2名、遮光眼鏡が1名でした。他に、視覚障害リハビリテーション全般及び施設に関するご相談、視覚に障害があっても利用可能な道具類についてのご相談などがありました。 進行性のご病気をお持ちの方が多かったため、将来的な視力低下に対する不安を抱えた方が多かったように思います。また、失語症など、視角障害に加えて他の障害を併せ持つ方もいらっしゃいました。例えば失語症のリハビリを受けようとすると、写真やイラストを利用した訓練が主になってしまうために、視覚に障害があると、十分な訓練が受けられず、不安を感じる、ということでした。視覚障害者も高齢になると、聴覚機能の低下や失語症など、他の機能低下あるいは障害を併せ持つ可能性が高くなります。そのような方々に対し、どのようなサービスを提供していったらよいのか、考えていく必要がありそうです。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会31 |
2011年5月14日(土)に日本点字図書館を会場として「見えにくさの相談会31」を行いました。相談ご希望の方は全部で7名でした。 今回の相談会では、遠方にお住まいで会場までお出でいただくのが難しい方がいらしたので、その方には電話でのご相談も行ってみました。条件の設定等は考慮する必要はありますが、「電話相談」という相談携帯の可能性も検討していく必要があるかも知れません。 相談の内容をカテゴリ別に整理すると、
となっていました。 今回は、これまでにあまり多くなかった「お金の識別と管理」、「基本的な調理動作」に関する相談がありました。このような相談については、しかるべき施設をご紹介して、個別的な相談や訓練を受けてもらう必要がありますが、「見えにくさの相談会」という時間的に限られた相談の中で、どのような情報をどのようにお伝えすればいいのかについて今後検討していく必要がありそうだと感じました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会30 |
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相談会 | 見えにくさの相談会29 |
午前中に開催したワークショップの延長で、歩行についてのみ、相談を受けました。杖の長さはどうすべきか、どうすれば階段が降りやすくなるのかなど、具体的な質問を受けました。 |
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ワークショップ | 安全な歩行のために―杖選びの知識を深める― |
多くの杖のサンプルを実際に触れながら、杖の種類、構造について参加者と一緒に学びました。その後、視覚障害のある方が安全に歩くための杖選びについて、具体的な方法について学びました。 参加者が実際に使用している杖について、どのような杖を自分が使っているのかをしっかりと確認していただくため、杖の診断書を作成し、配りました。今後の杖購入の際、杖選択の目安になれば、と思っています。 ご自身が使用している杖を知らない方も多く、サンプル品を実際に触っても自分のと同じものだとすぐには気づかない方もいました。逆に、とても詳しく杖を吟味し、杖を使用している方もいました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会28 |
今年度3回目になる「見えにくさの相談会」を11月6日に日本点字図書館で行いました。 相談希望の方は、男性も女性も4名ずつで、合計8名でした。年齢的には、30代と40代が2名ずつ、50代が3名、70代は1名でした。居住地域別では、東京都と神奈川県が3名ずつ、埼玉県が2名となっていました。 身体障害者手帳の等級別では、1級が1名、2級が3名、3級と5級が1名ずつ、未取得が2名となっていました。眼疾患別では、緑内障と糖尿病性網膜症が2名ずつ、強度近視、網膜色素変性症、角膜混濁、ぶどう膜炎がそれぞれ1名ずつでした。 相談は、相談者1名に対して東京ライトハウスのスタッフが2名ずつ担当するというスタイルで行ないました。 相談の内容としては、白杖の選定や使い方といった歩行に関すること、ルーペ・拡大読書器・遮光眼鏡・単眼鏡といったLowVisionAidsに関すること、画面読み上げや画面拡大などといったパソコンに関すること、点字やデイジーといった読書環境に関すること、雇用の継続や職場環境などに関すること、LowVisionに起因する周囲の人々との人間関係に関することなど、多岐にわたっていました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会27 |
満員御礼の10名の相談がありました。有り難いです。 最近、歩行についての相談が増えてきました。一人で歩いているけどもっと安全に歩く方法を知りたい、白杖を選定してほしい、白杖を使っているけどどうやって使ったらいいのか、など多くの疑問が寄せられます。白杖を使って歩いている人を街中で見かける機会が多くなったように思います。眼が見えにくいからといって外出頻度を減らそうと考える人がいる一方で、おかまいなしに外出しよう、やりたいことをしよう、と考えて外に出る方が増えたからなのでしょうか?杖のことでわからないことがあったら、お近くの歩行訓練士に相談するか、今後の相談会にいらして下さい。 日本点字図書館の用具事業課のページがリニューアルされたみたいですね。とてもきれいになっています。用具やイベントに関するメールマガジンも発行しているみたいです。個人的にも購読していますが、役立つ情報がけっこう載っています。 協力 アサクラメガネ |
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相談会 | 見えにくさの相談会26 |
今回は8人でしたが、付き添いにいらしたご主人も見えにくさがあるとのことで、実質9人の方の相談となりました。 相談内容もルーペや拡大読書器、録音図書や歩行についてなど多岐にわたりました。また、5月ということでまぶしさを訴える方もいらっしゃいました。これから夏に向かうにつれて、まぶしさを自覚される方も多くなるのではないかと思います。 また、足にも障害をお持ちの方もいらして、身体を支えることもできる白杖についても考えさせられました。手が痛くならなくて安全に歩くことができ、身体を支えられるけれども持ち運びも便利であることが望まれました。一人一人のニーズに合わせてさまざまな角度から考えることの大切さを改めて感じました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会25 |
歩行困難に関する相談が多い日でした。白杖の選定、白杖の基本的な操作、階段昇降での具体的な白杖操作など、その場ではポイントを押さえることしかできません。しかし、指導後に白杖を持って歩きたい、安心が持てるといっていただくと、こちらもやって良かったと思います。実際に、前を向いて、白杖を持って歩く前よりも速く歩く、という行動の変化が観察されます。言葉でいわれなくても、こうした行動を見ているだけでも嬉しいものです。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会24 |
【センスビューについて】
【音声式デジタルクッキングスケールについて】 |
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相談会 | 見えにくさの相談会23 |
暑さのせいか、本日の相談希望者は少なく5名と終わりました。うれしいことに、21回目の相談会から本日の23回目まで、継続して相談にいらして、毎回相談に来るまでにあった変化や新たな相談をして行かれる方がいます。こういう方を増やしたいですね。今回はめずらしく就学前の子どもさんの相談もあり、我々も未知なところであったりもするので勉強させていただくことができました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会22 |
当日、飛び込みでの申込がありました。しかも2名。事前申込が9名あり、それに追加で2名となると定員オーバー。スタッフの数、場所、時間などの問題もあり、しぶしぶ1名お断りさせていただくことになってしまいました。おかげさまで満員御礼でした。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会21 |
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相談会 | 見えにくさの相談会20 |
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相談会 | 見えにくさの相談会19 |
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ワークショップ | VISION2008 & AER 参加報告会 |
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相談会 | 見えにくさの相談会18 |
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相談会 | 見えにくさの相談会17 |
相談会開催報告 今回も満員御礼!10名の相談希望者が会場を訪れました。我々の方も、視覚障害者専門歩行訓練士2名、コンピュータに詳しいスタッフ1名、ロービジョン当事者1名、計4名で対応に当たりました。 いつもと変わらず、さまざまなニーズが寄せられました。 今回は遮光眼鏡に関する相談が目立ちました。まぶしさが症状として強く感じられないけども、遮光眼鏡を試した結果、遮光眼鏡をかけると楽に見えるとか、色の薄いところがよりはっきりしてくるとか、そんなことを訴える方が多かったように思います。自覚されないけども、まぶしさ(?)のようなものがあり、遮光眼鏡が役立つことってあるんですね。 それから、〜の病院に行ったまたは行っているけども、満足いく、納得できるロービジョンケアが受けられずに困っている、という人もちらほら。話しをしっかり聞いてもらえないとか、丁寧に検査してもらえない、ということへの不満が多かったですね。 見えにくいけども、この見えにくさは消えないことを自分では理解しているけども、やっぱり何かしらの見るための方法を試したいと考える人は多い。まずは、そんな要望を受け入れ、時間をかけた丁寧な対応がしてもらえるところが増えてほしいものです。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会16 |
相談会開催報告 見えにくさの相談会も、16回を数えることができました。なんだかんだいって続いています。地味に地道に回を重ねたいものです。 見えにくさの相談会16は、日本点字図書館で開催されました。相談希望者は10名。つまりは満員御礼です。付き添いで来られた相談希望者の旦那さんからも相談がありましたので、全部で11名ということになりました。いつもなら定員に少し余裕があって、我々もゆっくりと相談にのることができるのですが、今回はちょっと前に朝日新聞で見えにくさの相談会のことが(簡単にですが)取り上げられたために、それが難しい回でした。 そうしたこともあり、いつもとは色の異なる相談内容が目立った回であったとも思います。具体的、というよりも、自分が困っていることがなんなのか知りたいとか、目の見えにくさを理解して話を聞いてもらいたいとか、漠然とした感覚で相談に来た方が多かったのではないかと思います。 隣の部屋では、盲学校の生徒たちが集まって、ゲーム大会をしていました。楽しそうなところに顔を出せなかったのだ残念です。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会15 |
相談会開催報告 相談会始まって以来のリピーターが、この日はやってきました。嬉しい限りです。こうして相談会の度に困ったことの相談を受けることで、その方の生活の質が向上することが我々の相談会の一つの目的です。リハビリテーションは定期的なものでなければならないとか、各回の間隔が狭くないといけない、などといわれますが、こうした不定期の関わりでも場合によっては十分に役割を効果を発揮することがあると信じています。リピーターの増加がこれからの目標にもなってきました。増えれば我々のこの相談会が良いものであることの証明にもなりますから。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会14 |
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相談会 | 見えにくさの相談会 in 大活字カフェ 2 |
相談会開催報告 相談希望者が少なかったのですが、その分、一人一人にたっぷりと時間をかけ、丁寧に対応させていただきました。いらした方すべてが満足してお帰りになりました。今回はかなりお得な相談会になったと、我ながら思います。 やっぱり毎回のごとく読み書きに関する相談が多いですね。今回も、拡大鏡、拡大読書器、パソコンについて説明する機会が何度もありました。こうしたエイド選びには視機能の評価が大事ですが、相談会会場ではそれもままなりません。それでもメンバーのこれまで培った技術により、簡易的にでも視機能を評価し、できる限り適切なエイドの選択を行うことが、今回もできました。 |
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相談会 | 見えにくさの相談会12 |
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相談会 | 見えにくさの相談会11 |
普段使っている拡大鏡の拡大率が適切ではなく、文字が読みにくいという訴えはたまにあるのですが、今回もそのような相談がありました。視野が狭いのに拡大率の大きな拡大鏡を使用していたんですね。一度にたくさんの文字が見える方が読みやすいはずなので、文字読みの評価結果から低倍率の拡大鏡を勧めてみました。ずばり、読みやすい!文字は大き過ぎても読みにくいわけです。 |
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講習会 | 点字レベルアップ講座 |
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相談会 | 見えにくさの相談会10 |
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ワークショップ | 糖尿病によるロービジョンの人の知覚低下とリハビリテーション訓練 |
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講習会 | 点字入門講座 |
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相談会 | 見えにくさの相談会 in 大活字カフェ |
協力 東京女子大学小田研究室 相談会開催報告 今回の大活字カフェでの相談会開催は,大変に盛り上がりました.相談希望者も,10名の枠に対して9名あり,やっぱり個々人異なった見えにくさや日常の不便さを感じているようでした.この相談希望者9名のうち1名は,かなりの遠方にお住まいの方であったため,電子メールでの対応を行いました. 相談会を開催する度に思うのですが,情報入手のバランスといいますか,情報を持っている人とそうでない人の差がとても大きいことに驚かされます.このような仕事をしていると当たり前に思えることも,まったく知らない方が多い.どこかの障害者団体などに所属していても,そういうことがあり得るようです.持っているまたは回ってくる情報が異なるだけではないか,といえばそうかもしれません.地道な情報提供活動は,続けていかねばなりません.インターネットで入手すればいいじゃないかと思うかもしれませんが,ロービジョンの状態にある人の年齢を思えば,直接の情報提供がまだまだ効果を発揮するように思います. 相談会の広報にはとても苦労するのですが,今回の相談会では大活字職員の地道な,しかも直接的な広報活動がとても有効に働いたと思います.改めてお礼申し上げます. 再確認させられたことが一つ.どの方も屈折の矯正を丁寧に見てもらう機会がない,ということです.屈折の矯正は,ロービジョンケアの出発点といってもいいのに,「眼鏡は意味をなさない」などと医療機関でいわれてしまうそうです.拡大鏡や拡大読書器に関しての相談も多くあるのですが,この屈折矯正を念頭において相談をすすめていかなくてはならないことを考えると,ここに精通した者を相談側のスタッフとして配置することは重要であり,とても意味のあることだと思います.医療機関においては,ロービジョン者に対してより丁寧な屈折矯正を希望いたします. |
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相談会 | 見えにくさの相談会8 |
協力 東京女子大学小田研究室 相談会開催報告 相談会8は,予定通り無事に開催されました. 当日は,東京ライトハウススタッフに加え,ボランティアとして2名の学生,国立身体障害者リハビリテーションセンター学院視覚障害学科の学生3名が参加して下さいました.この場をかりて,改めてお礼申し上げます. 相談希望者は7名.見えになくなったことへの不安,ルーペに関する相談,遮光レンズに関する相談など,毎回のことながら多岐に渡り,多くの相談が寄せられました. ここまで規模の大きい相談会は,今回で2回目です.相談希望の方の相談までの流れを,今後はもう少し効率よいものにしたいと考えています.また,相談後のフォローも大事です.相談に来られた方が,数ヶ月後,我々が提供した情報をもとに,日常生活をどのように送られているのか,そのようなことも調査していきたいと思います. |
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講習会 | ボランティア入門講座(視覚障害者の理解) |
大変申し訳ありません.ボランティア入門講座(視覚障害者の理解)は受講者の申し込みが少ないため,今回は開催中止となりました. 次回の開催時には,多くの方のご参加をお待ち申し上げております. 今後ともよろしくお願い致します. |
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講習会 | 点字講習会(基礎編) |
講習会開催報告 第1回 2006年1月28日(土曜日) 午後13:00 - 15:00 参加者 8名
宿題 メ打ち、携帯用点字器用用紙1ページ 第2回 2006年1月29日(日曜日) 10:00 - 12:00 参加者 9名
演習3 数字を書く 第3回 2006年1月29日(日曜日) 13:00 - 15:00 参加者 8名
演習5 単語を書く 演習6 点字文を読む 演習7 点字で文章を書く(分かち書きの紹介) |
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相談会 | 見えにくさの相談会7 |
相談会開催報告 日本点字図書館 用具事業課から多大なご協力を得た結果,見えにくさの相談会が始まって以来最多の10名のロービジョンの人から相談を受け付けることができました.この場をかりて,厚くお礼申し上げます. 主な相談内容は,眼鏡,自分の病気,パソコン,日常生活全般,拡大読書器が自分にとって本当に必要か,拡大読書器の使い方,遮光レンズ,白杖の選定,移動の問題と,多岐に渡っていました.すべてを報告することは難しいのですが,以下に簡単にご報告したいと思います. 眼鏡に関する問題については,ロービジョンケアを提供し,時間をかけて自分の眼に合った眼鏡を合わせてくれる病院や眼鏡店を紹介しました. 眼の病気については,我々は医師ではないことから,明確なことをいうことは困難であることをご理解いただいたうえで,その方のもつ見えにくさから生じる問題について,時間をかけてゆっくりと話をしました. パソコンについては,日本点字図書館内に設置してあるパソコンをかりて,実際に触っていただきました.画面読み上げソフトや画面拡大ソフトがあること,ホームページを読み上げるソフトがあること,Windowsに最初から備わっている拡大ソフトの効果とその有効な活用方法,画面の設定次第で自分の眼に合わせた画面の設定が可能であることを説明しました. 拡大読書器については,やはり日本点字図書館内に設置された拡大読書器を使い,実際に触れていただくことで,拡大読書器に関する理解をしていただきました.今回の相談会では,拡大読書器が本当に必要かどうかを判断するために,東京女子大学の小田先生が開発したMNREAD-Jを使いました.MNREAD-Jを使うことにより,相談に来たロービジョンの人にとって効果的に読むことができる文字のサイズを測定することができます.読みたい文字の大きさとその最適な文字サイズを比較することによって,拡大読書器の使用の必要性を測りました.その結果,その方には現在,拡大読書器を必要とするほどの文字サイズは必要なく,ルーペを使って文字を読むことで十分な読書が可能であることがわかりました.また,その結果を使い,パソコンの画面表示の文字の大きさについてもアドバイスすることができました. 移動の問題については,実際に館内を歩いてもらい,どのような支援が今後必要になるかを説明しました.白杖の長さの選定については,相談者の身長,歩き方などを評価し,現状で最適な白杖を紹介することができました. |
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相談会 | 見えにくさの相談会6 |
相談会開催報告 今回の相談会では,見えにくさがあるために日常生活に不便がある方(70代男性),視覚障害者のガイドヘルパーを始めたばかりの方,それぞれ1名ずつ,合計2名の方の相談を受けました. 最初の70代男性は,特に目に病気があるわけではないそうです.ですが,眼鏡をいくつもつくったのだけど,どれもこれも合わない.自分でもルーペを使ってみたいものを大きくしたりしているのですが,見よう見ようとすると肩がこってどうしようもないということでした.屈折などをその場で検査できれば良かったのですがそれが不可能でしたので,ロービジョンに詳しい眼鏡店を紹介すること,ロービジョンケアを行っていて,自分の目に合った眼鏡をじっくりと考えてくれそうな病院を受診することをすすめました. ガイドヘルパーを始めたばかりの方は,ガイド中,視覚障害をもった利用者から「次の角までどのくらいですか?」と聞かれるが,どう答えたら良いのかわからないので,アドバイスが欲しいというご相談でした. 見えにくさのために生活に不便さを抱える方からの相談はこれまでにありましたが,そのような方々の支援に関わる方からの具体的な支援方法に関する相談は,今回が初めてでした. |
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講習会 | 視覚障害を理解するための講習会 |
講習会開催報告 2005年10月1日 日曜日 2005年10月2日 日曜日 第3回目 13:00-15:00 |
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相談会 | 見えにくさの相談会5 |
相談会開催報告 「見えにくさの相談会」も4月から開催し続けて,今回で5回目.前回は電話で相談対応を行った方がいたので,かろうじて1人,相談を受けた実績を得ることができましたが,今回は0人.はじめてのことなので,少し寂しい気もします. 今回に限っては,広報がかなり手薄になっていました.杉並NPO・ボランティア活動推進センターから毎月発行される "ぼらNPO" にはイベント開催の案内を出したのですが,それ以外では広報活動を一切していませんでした.そのため,なかなか相談会開催の情報が広まらなかったのだと思います.次回は広報にもっと力を入れたいと思います. |
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相談会 | 見えにくさの相談会4 |
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相談会 | 見えにくさの相談会3 |
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相談会 | 見えにくさの相談会2 |
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相談会 | 見えにくさの相談会 |
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講習会 | 点字講習会 |
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